遺伝子検査Q&A
「がん遺伝子検査」とは何でしょうか?
がん(腫瘍)のもつ遺伝子の特徴を調べる検査です。この結果によって効果の期待できる抗がん薬を検討できる場合があります。また、遺伝性腫瘍の体質を見つけるきっかけになることがあります。
どのような場合に検査が受けられますか?
標準的な治療が終了もしくは終了予定のがん患者さんで、薬物療法を検討している方が対象となります。
他院を受診中ですが、パネル検査を受けられますか?
現在受診されている医療機関からの紹介状が必要です。ご希望される場合には、担当医とご相談の上、受診してください。
外来受診方法
外来受診方法
何のためにがん遺伝子検査をするのでしょうか?
がん遺伝子検査によってそのがんに特有の遺伝子変異が見つかった場合、その変異に対応して効果の期待できる治療が行える可能性があります。しかし、すべての遺伝子の変異に対して抗がん薬があるわけではありません。
遺伝子検査の結果が出るまで、どのくらい待ちますか?
通常、受診後約3~4週で結果が出ます。検査の内容によって期間が異なりますので、詳細は受診時にお知らせします。
遺伝子検査の費用はどのくらいかかりますか?
現在行われている遺伝子検査では保険適応となっているものはひとつもなく、自費検査として行われている場合がほとんどです。
「OncoGuide™ NCCオンコパネル システム」(自費検査)
2018年12月に製造承認されましたが、保険承認されていませんので現状では自費検査となります。詳細は未定です。
「PleSSision検査」(自費検査)
自費診療で約77万円にて、がん遺伝子検査を実施しています。
「BRACAnalysis」(保険承認されたコンパニオン遺伝子検査)
再発・切除不能乳がん等に対して、新しい分子標的薬であるリムパーザの適応を判定するために行われる検査で、検査費用202000円と遺伝カウンセリング費用と受診料がかかります。保険承認されていますので、高額療養費制度が適応されます。
「OncoGuide™ NCCオンコパネル システム」(自費検査)
2018年12月に製造承認されましたが、保険承認されていませんので現状では自費検査となります。詳細は未定です。
「PleSSision検査」(自費検査)
自費診療で約77万円にて、がん遺伝子検査を実施しています。
「BRACAnalysis」(保険承認されたコンパニオン遺伝子検査)
再発・切除不能乳がん等に対して、新しい分子標的薬であるリムパーザの適応を判定するために行われる検査で、検査費用202000円と遺伝カウンセリング費用と受診料がかかります。保険承認されていますので、高額療養費制度が適応されます。
受診にあたって準備するものはありますか?
①現在受診されている医療機関からの紹介状、②保険証を持参して受診してください。
外来受診方法
外来受診方法
家族だけでも受診はできますか?
相談だけであれば家族だけの受診も可能です。遺伝子検査を実施する場合には患者さん本人への説明と意思確認が必要なので、ご本人の受診が必要となります。