特長
最新の検査機器
検査室は上部用2部屋、下部用2部屋、内視鏡治療用1部屋の計5部屋あり、それぞれの検査室に、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)等の画像強調内視鏡が可能な最新の機器を導入しています。拡大内視鏡(図2)と併用することにより、精度の高い診断を提供します。また、外来受診から1~2週間程度での検査予約が可能であり、患者さんをお待たせしません。
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1.小さな早期大腸癌 2.色素散布 3.がんを疑う陥凹を確認 4.画像強調拡大観察 5.色素拡大観察で進行度を判定し治療方針決定 |
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図2 拡大内視鏡を用いた大腸腫瘍の精密検査 |
良好な治療成績
県内でもトップクラスの内視鏡治療件数を有しており、その良好な治療成績を、国内外の学会・研究会等で随時発表しております。また、患者さんにとって負担の少ない低侵襲な治療を目指しており、胃癌や食道癌の内視鏡治療時の入院日数も短く(5~7日)、ほとんどの大腸ポリープは、入院することなく日帰りで治療可能です。
がんの専門家による診療
当部門では、常に最新のエビデンス(学問に裏付けられた事実)に則った診療を心がけております。学会、論文などから最新の知見を取り入れるだけでなく、国立がん研究センターを始めとする他施設との共同研究も積極的に推進し、新しいエビデンス作りにも取り組んでいます。また、患者さんの治療方針は院内の外科医、腫瘍内科医、病理医との合同カンファレンスで決定しており、がんの専門家が総力を集結して、患者さんに最良の治療を提供するよう努めています。
担当検査・治療
検査
上部消化管内視鏡
下部消化管内視鏡
超音波内視鏡
小腸内視鏡
カプセル内視鏡
下部消化管内視鏡
超音波内視鏡
小腸内視鏡
カプセル内視鏡
治療
内視鏡的ポリープ切除術
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)(図1)
内視鏡的粘膜切除術(EMR)
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)(図1)
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1.腫瘍の周囲にマーキング 2.周囲を高周波ナイフで切開 3.腫瘍の深部で剥離 4.腫瘍を一括で摘出 5.病理検査へ |
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図1 胃癌内視鏡治療(ESD)の実際 |
常勤医師
消化器内科 医長
小西 潤
こにし じゅん
専門分野・実績
昭和大学卒
日本内科学会認定総合内科専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
診療日
月(午前・午後)
金(午前・午後)