特長
婦人科悪性腫瘍に専門的な治療を行います
婦人科悪性腫瘍の手術はもちろん、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療、緩和ケアに至るまで婦人科悪性腫瘍に必要なすべての診療に対して責任をもって行います。
日本婦人科腫瘍学会より認定された、婦人科腫瘍専門医が複数在籍しており、初期癌から進行癌、再発癌まで、患者さんと相談しながら、がん専門病院として質の高い診療を目指しています。放射線治療は放射線治療科と、緩和ケアは緩和ケア科と連携して行っています。
低侵襲手術を積極的に行っています
おなかを大きく切って開ける開腹手術に比較し、傷が小さくて済む腹腔鏡手術を積極的に行っています。日本産科婦人科内視鏡学会より認定された、腹腔鏡技術認定医が複数在籍しております。良性腫瘍だけでなく、悪性腫瘍でも腹腔鏡手術の割合が増加しています。また、ロボット支援腹腔鏡下子宮全摘術(ダヴィンチ手術)も導入しております。
![低侵襲手術を積極的に行っています](/department/rmhoad00000004t0-img/rmhoad0000000ud8.png)
![ロボット支援腹腔鏡下子宮全摘術(ダヴィンチ手術)も導入しております。](/department/rmhoad00000004t0-img/rmhoad0000000udl.png)
担当疾患
悪性疾患
- 子宮頸癌
- 子宮体癌
- 卵巣癌
- 子宮肉腫
- 腹膜癌
- 卵管癌
- 膣癌
- 外陰癌
良性疾患
- 子宮筋腫
- 卵巣腫瘍
常勤医師
![](/department/rmhoad00000004t0-img/machida.jpg)
婦人科 科長
町田 静生
まちだ しずお
専門分野・実績
新潟大学卒 医学博士
認定資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医
日本がん治療認定機構認定医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
インフェクションコントロールドクター(ICD)
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本ロボット外科学会専門医(Robo-Doc Pilot 国内B)
![](/department/rmhoad00000004t0-img/yoshiba.jpg)
婦人科 副科長
葭葉 貴弘
よしば たかひろ
専門分野・実績
自治医科大学卒 医学博士
認定資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本がん治療認定機構認定医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医
![](/department/rmhoad00000004t0-img/kamozawa.jpg)
婦人科 医長
鴨澤 千尋
かもざわ ちひろ
専門分野・実績
自治医科大学卒
認定資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本がん治療認定医機構認定医
![](/department/rmhoad00000004t0-img/00_umihira.jpg)
婦人科 医師
海平 俊太郎
うみひら しゅんたろう
![峯積 拓巳](/assets/images/dummy.png)
婦人科 医師
峯積 拓巳
みねづみ たくみ
専門分野・実績
福島県立医科大学卒
認定資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
![](/department/rmhoad00000004t0-img/sekiguchi.jpg)
医師
緩和ケア科兼務
關口 勲
せきぐち いさお
専門分野・実績
島根医科大学卒 医学博士
認定資格
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医
日本がん治療認定医機構認定医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
コミュニケーション技術ファシリテーター
日本緩和医療学会認定医
診療日
婦人科木(午前/午後)
緩和ケア科 金(午後)
婦人科ロボット支援下手術について
ロボット支援下手術は2018年4月から婦人科疾患でも保険診療となり、栃木県立がんセンター婦人科では2020年12月よりを開始いたしました。栃木県内では3番目にロボット支援下手術の保険適応が認められた施設であります。当科にはIntuitive surgical社が認定する術者資格を有する医師が複数人在籍しており、比較的短い待期期間で手術計画が可能です。
ロボット手術の特徴
- 手振れのない鮮明な3D拡大視野と、術者の指先の動きを精密に再現できるロボットアームにより通常の腹腔鏡手術よりも緻密な手術が可能です。
- 開腹手術よりも傷が小さく痛みも少ないため入院日数も短く、早期の社会復帰が可能です。
適応疾患について
当科で行っているロボット支援下手術は以下のような疾患に対する子宮全摘出を含む手術となります。
- 良性疾患:子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮頸部高度異形成
- 悪性疾患:子宮体癌(早期に限る)
上記の適応疾患であっても、子宮の大きさや合併症、既往手術などによってロボット支援下手術の施行が困難な場合もあります。
手術創について
開腹手術ではおへその下にまっすぐ縦に皮膚切開を行うことが多いですが、当院のロボット手術ではおへそそのものに約12㎜、その左右に2つずつ、合計4つ8㎜~12㎜の切開創で行います。一つ一つの創は小さいため痛みは軽く、かつ数日で改善していきます。
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