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遺伝性乳がん・卵巣がんとは?

遺伝性乳がん・卵巣がんとは?

乳がんや卵巣がんの約1割は遺伝する可能性があります。 乳がんや卵巣がんの家族歴がある方は遺伝カウンセリングを受けてみませんか?  

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がん予防・遺伝カウンセリング外来では、ご本人とご家族の病歴を聞き、遺伝的な原因がどの程度関わっているかを判断します。病気の原因となる遺伝子について最近は多種類の遺伝子が関係していることがわかってきました。 病気や遺伝について正確な情報を提供することで、病気についての理解を深め、ご自身の意思に基づいて問題を解決できるようなサポートを提供します。

どうぞお気軽にご相談ください。

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遺伝カウンセリングの流れ

遺伝性のがんとは

がんの9割は50才以上の中高年で発症し、生活習慣の改善やがん検診が予防に有効とされています。これに対して、遺伝性のがんは、

  1. 若い年齢で発症する
  2. 複数の部位に繰り返し発生する(多重、多発がん)
  3. 家族に同じようながんが認められる

などの特徴があり、通常のがん検診だけでは早期発見や治療が難しい場合があります。

遺伝性乳がん・卵巣がんの特徴

  • 若い年齢で乳がんになった
  • 左右両方の乳房に乳がんを発症した
  • 本人や家族に、乳がん・卵巣がんと診断された方が2名以上いる

BRCA1とBRCA2遺伝子検査

遺伝性乳がん・卵巣がんは、比較的若い年齢で発症します。

BRCA1遺伝子とBRCA2遺伝子のどちらかに遺伝子変異があると乳がんや卵巣がんにかかるリスクが高くなります。
BRCA1/2遺伝子に変異があるかどうかを遺伝子検査で調べることができます。 ご心配な方は、まず、遺伝カウンセリングを受けられることをお勧めします。

遺伝性乳がん・卵巣がんの予防と早期発見・治療

BRCA1/2遺伝子検査で、乳がんや卵巣がんにかかりやすいとわかった場合、がん予防についての正確な情報を知ることが早期のがん発見と治療につながります。 がん予防・遺伝カウンセリング外来はこちらをご覧ください。

外来予約・連絡先

担当

菅野 康吉 (臨床遺伝専門医)
牧島 恵子 (看護師長)
高井 響子 (認定遺伝カウンセラー) 

連絡先

※予約制です、下記にご連絡ください。

〒320-0834 栃木県宇都宮市陽南4-9-13 栃木県立がんセンター
ゲノムセンター がん予防遺伝カウンセリング外来
電話 : 028-611-580(直通)

028-611-5151 内線4609

牧島恵子(師長)、髙井響子(認定遺伝カウンセラー)
所在地・地図は、「交通アクセス」をご覧ください。

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