希少がんセンターについて

希少がんセンター設立について

栃木県立がんセンターでは、希少がんに対する診療・研究を迅速かつ適切に遂行する拠点として2020年4月に希少がんセンターを設置しました。充実したものにしていきたいと考えています。


栃木県を中心とする北関東地区には、希少がんについて相談・診療できる病院が少ない状況にあります。そのため、希少がんに悩み、苦しんでいる患者さん、ご家族がいわゆる“がん難民”になっていることが多くあります。我々は、患者さんの苦痛を軽減し、ご家族の悩みを和らげることができるように努力したいと考えています。
 

多診療科、多職種の垣根が低く、 他職種チームともシームレスに連携。

当センターは、総合的ながん診療が提供できる機関でありながらも、他診療科・他職種の垣根が低いことが特徴です。随時、診療科や職種関係なくスタッフが集まりカンファレンスが行われ、それぞれの専門的な分野のスペシャリストが意見を出し合い治療方針を確定させていきます。フットワーク軽く物事を進めることができ、チームがひとつになることで、継続して質の高い医療を提供していきます。


希少がんによる「がん難民」をなくすために

私たちは希少がんに対する適切な受診への支援と、情報の提供などを行っています。先ずはお問い合わせいただければ、希少がんに関する情報提供や困っていることへの回答をさせていただきます。
私たちは希少がんによって診療機関や治療方法が見つからないままでいる「がん難民」をなくすことを目的としています。そして、希少がん診療のネットワーク作りを行い、国立がん研究センターをはじめ、全国の希少がんセンターとも連携・協力して、情報交換をすることにより、希少がんによってお困りのがん患者さんをあらゆる方法で支援したいと考えています。

国立がん研究センター 希少がんセンター
国立がん研究センター東病院 AYA世代がん・小児がん相談電話ページ
大阪国際がんセンター 希少がんセンター

どんなことでも 希少がんに関するご相談をお受けしております。

希少がんのお問い合わせは専任の医師が、患者さん・ご家族、一般の方、医療機関スタッフからの<希少がん>に関するご相談をお受けします。

  • ご自身やご家族の希少がんについて知りたいこと
  • どこで診察を受けることができるか
  • どこでセカンドオピニオンを受けることができるか
  • 希少がん治療中の生活のこと
などの相談に対応いたします。

※診断に関することや個別の病状への意見など医学的判断が必要な相談についての対応いたしかねます。ご理解のほど、よろしくお願いします。