すべての治療の基盤・・・それは栄養状態です。
私たち「栄養サポートチーム(NST)」は患者さんの栄養状態が適切に保てるようお手伝いするチームです。
栄養不良に伴って様々な不利益な結果が起きます。
創傷治癒の遅延(きずが治りにくい) 、免疫力の低下、 多臓器不全などがあります。
治療を目的として入院しているにもかかわらず、患者さんの栄養状態は必ずしも良好とは限りません。病気の治療とともに、栄養状態を正しく評価して適切な栄養管理を行う必要があります。
栄養状態が良好であることは医療者にとっても患者さんにとってもメリットが大きいのです。
入院時に行う栄養状態スクリーニング結果を元に、NSTによる介入が必要かどうかを評価して担当医・担当看護師へお知らせします。
また、入院中の患者さんを対象にして栄養状態の再評価を定期的に行っています。
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担当医と栄養管理計画の相談 | 患者さんの診察 |
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回診終了後にメンバーと当番リンクNr.でミーティングを開き、入院患者さんの栄養状態再評価やNST活動に関わる各種話し合いなどを行っています。
栄養療法に関する知識の普及啓発を目的に、病院スタッフを対象に勉強会を開催しています。
【内容】
2008年4月 日本静脈経腸栄養学会「NST稼動施設認定」を取得
* NSTは患者さんの栄養状態を良好に保てるよう担当医・担当看護師と協力していきます。
* 実際の回診には医師を初めいろいろな専門家メンバー4~10名位でお伺いします。
* ご不明な点はお気軽に病棟スタッフやNSTメンバーまでお尋ねください。